引っ越しをした場合、一般的には近隣のお宅や部屋に挨拶に行きますね。
ご家族で引っ越したときには挨拶をすることが必要とされますが、一人暮らしの場合はどうでしょうか。
女性で一人暮らしの場合には行くべき?男性はどう挨拶に行く?など、いろいろ出てくる疑問に対する対処法を紹介します。
目次
引っ越しの挨拶、女性の一人暮らしはどうする?
一人暮らしをしている女性の引っ越しで、近所に挨拶をすることは、メリットもデメリットもあります。
それぞれのケース、そして対応策を見ていくことにしましょう。
女性の一人暮らしで引越し挨拶をしておくメリットは?
近所の人と良好な関係を築いておくことで、女性一人ではできないことを手伝ってもらえる場合があるのです。
女性の一人暮らしで、力仕事が必要になったときや何かの故障が発生したときに、一人で対応するのは難しいことが多いですね。
ご近所にそういったことで協力的な人がいた場合、手を貸してもらえるというメリットがあります。
また女性の一人暮らしということで、防犯的に良い意味で気を配ってくれる地域なら安心できます。
一人暮らしということがバレて危ないというデメリットも!
前述の防犯を真逆に考えると、治安が良い環境に引っ越せるとは限りません。
女性の一人暮らしを狙う犯罪に巻き込まれる可能性は高く、女性の一人暮らしと知られないために、引越し挨拶を避ける人もいます。
女性専用マンションでなければ挨拶をしないということも、選択肢のひとつです。
挨拶で女性の一人暮らしだと分からないようにする!
引越し挨拶をしておかないと、やはり上下階や隣の人と顔を合わせたときに気まずいし、ご近所とのつきあいも必要と考える場合には、やはり行ったほうがいいでしょう。
その場合、常に女性一人でいることが近所にばれないようにしましょう。
男性と暮らしている、父親や男兄弟が毎日出入りするなどを伝えておくことで、防犯の意味では安心度が高くなります。
「父(兄弟)と暮らしていますので」という挨拶をしておくといいでしょう。
男性の一人暮らしで引越し挨拶をするときのマナーは?
男性が一人暮らしで引っ越し挨拶に行く場合、犯罪対象として狙われる心配は女性より少ないので、その意味では安心できます。
ただ印象は逆です。
隣近所が女性だった場合に、警戒されてしまうことがあるので、その点を注意しましょう。
一人暮らしの女性には、男性の一人暮らしということで警戒されるかもしれません。
ただ挨拶をせずに一人暮らしの男性が隣室や向かいの部屋に入居しているよりは、挨拶をしたほうが怪しまれずに済みます。
会社員や学生であることを紹介した上で、何も分からないので教えてほしい、とお願いする形での挨拶が好印象を持たれます。
挨拶が必要かを大家さんに訊くことも方法のひとつ
女性も男性も新居に引っ越すときには、引っ越し挨拶に行っていい環境か、今までの入居者が挨拶をしているかどうか、大家さんなどに訊くことが一番でしょう。
今までに誰もしていない、そういう習慣がない集合住宅なら、必要がありません。
女性の場合には特に、大家さんも防犯上ということを重く見ているので、どうすればいいか教えてくれることが多いでしょう。
まとめ
引っ越し挨拶は必要ですが、一人暮らしの場合は事情が違ってきます。
集合住宅に住むことが多いでしょう。
また他の部屋も一人暮らしの場合が多いはずです。
その場合には周りの住人がどういう人かで、引っ越し挨拶をするべきか、するならどういう引越し挨拶をすればいいか、変わってきます。
一人暮らしの引っ越しでは防犯という点が大きくかかわってきます。
女性は身を守ることに注意して、男性は警戒されない好印象を持つことに注意しましょう。
また一人暮らしであるからこそ、ご近所に助けてもらうという必要性も出てきます。
できるだけ上手な引越し挨拶につなげていきたいですね。