引っ越しでテレビを処分する人がいると思いますが、テレビは処分するとなると大型粗大ゴミになります。
処分方法が法律で決められていて、正しい手続きを踏まずに廃棄すると違法になるので注意が必要です。
テレビの処分をする方法や料金目安、買い取りが可能な場合にはその注意点などを解説します。
目次
引っ越しでテレビを処分する方法
・買い替えをするなら新しいテレビの購入店で引き取ってもらう
・過去にそのテレビを買った購入店に引き取ってもらう
・リサイクル券を買って指定場所に持っていく
・リサイクル券を買って自治体に引き取ってもらう
・リサイクルショップに買い取りを依頼する
・ネットオークションで売る
などがあります。
コンビニで売っている粗大ゴミシールを貼り付けてテレビを廃棄することはできません。
廃棄方法は以下のそれぞれの方法を参考にしてください。
新しいテレビの購入店に引き取り依頼
引っ越しでテレビの買い替えをする場合に、今まで使っていたテレビをその店に引き取ってもらうという方法です。
リサイクル料金と運搬料で数千円です。
そのテレビを買った店に引き取り依頼
過去にそのテレビを買った店に引き取りを依頼します。
家電リサイクル券をもらい、業者が引き取りにきますが、リサイクル料と運搬料で数千円のみです。
郵便局のリサイクル券で自治体に引き取り依頼
郵便局にリサイクル券が備えつけられています。
これに必要情報を記入してリサイクル料を払い、自治体に問い合わせると、自治体か業者が処分するテレビを引き取りに来てくれます。
料金はリサイクル料と運搬料の数千円です。
郵便局のリサイクル券で指定場所に持ち込み
郵便局備えつけのリサイクル券を購入して、処分するテレビを自治体指定場所まで搬入します。
自家用車があればこの方法を取ると、リサイクル料金のみで運搬料が必要ないので割安になります。
リサイクルショップに買い取り依頼
家電を買い取ってくれるリサイクルショップで、処分予定のテレビの見積もりをしてもらいましょう。
大きさや年式で金額は違ってきます。
注意点は後述します。
ネットオークションで売る
買い手が見つかればいくらか得になる方法です。
自分で梱包や郵送をする手間がかかりますが、売りたい方におすすめできます。
ただし売れずに処分しなければならない可能性も考えて、日数に余裕を持たせましょう。
引っ越しでテレビを買い取り依頼!リサイクルショップに頼むときの注意点
引っ越しを機会にテレビをリサイクルショップに買い取ってもらいたいと考えた場合には、注意点があります。
以下を参考にしてください。
年式と大きさを事前に説明して見積もりを取る
テレビの買い取りを依頼する場合には、年式が新しく大きいものほど高く売れる傾向にあります。
何年製造のどのような大きさか分からず、動作確認もしていない、というテレビでは事前見積もりができません。
見積もりのときに、取扱説明書や保証書などがあったほうがいいでしょう。
またリモコンなどの付属品もそろえて見積もりを取りましょう。
古いものや状態の悪いものは買い取ってもらえない
買い取り可能なテレビは製造後数年以内の地デジの液晶テレビで、ちゃんと動作するものです。
すべて買い取ってくれるわけではありません。
買い取ってもらえない状態のテレビに対して、引き取り料を取られる場合があります。
無料回収業者は本当に無料か事前に確認
もし買い取りができない場合などに、無料で回収を謳い文句にする回収業者がありますが、実際に訪問回収に来ると有料回収として請求されるというケースがあります。
訪問を依頼する前に必ず無料であるかを確認しましょう。
まとめ
引っ越しでテレビを処分する場合には、リサイクル料金を支払って処分する方法を取らなければ違法になります。
自分でどこかに廃棄してしまうと、不法投棄になるので、それは絶対にしないでください。
リサイクルショップに買い取り依頼をする場合には、必ず複数のショップに見積もりを依頼しましょう。
引っ越しにあたり、不用になったテレビを処分するときには、大型粗大ゴミとして処分することが決められています。
正しい手続きの上で処分をしましょう。