引越しで車のナンバーは変更が必要!手続きや希望ナンバーにする方法

引っ越しで県外や区外に移転した場合には、車のナンバー変更が必要になります。

面倒ですが手続きが必要です。

また好きなナンバーが欲しい、希望ナンバーを取得したいと考えている方も少なくありませんね。

すべての手続きをお答えします。

引っ越したら車のナンバーは変更が義務付けられている!

 

引っ越しが県内や区内で同じナンバープレートを使える場合には、変更は必要ありません。

ただし、県外や区外から引っ越した場合には、ナンバープレートの変更が必須です。

引っ越した場合にも以前のナンバーを使いたいと思っている方がいると思いますし、実際に使っている方もいます。

でもこれは法的には違反です。

変更が義務づけられています。

道路運送車両法第12条に定められています。

道路運送車両法第12条

使用の本拠の位置(引越しして住所が変わった場合など)などが変更された場合は、その事象が発生した日から15日以内に変更登録の申請をしなければならない

引っ越しラッシュの頃には、月極駐車場が県外ナンバーの車であふれ返ることがあり、中にはそのままという車も見かけますが、実際には違反なのです。

ナンバー変更をしておかないと、50万円以下の罰金に処される可能性もあるので、ナンバー変更はしておきましょう。

引っ越しで車のナンバー変更を自分でする方法

ナンバー変更に伴い新しい車検証発行に必要な書類

・車検証

・発行から一ヶ月以内の車庫証明書

・発行から三ヶ月以内の住民票

・印鑑(認印で可)

・申請書

・手数料納付書

・自動車税申告書

 

申請書と手数料納付書、自動車税申告書は、手続きをする陸運局で当日準備することができます。

普通自動車は陸運局で提出、その手続き

引っ越しで普通自動車のナンバー変更は引っ越し先管轄の陸運局で手続きを行います。

陸運局での手続きは、次のような流れになります。

  • 上記書類により車検証の住所変更をしましょう。

⇒【全解説】引越しで車検証の住所変更手続き!普通自動車と軽自動車の違いも

  • ナンバープレート発行窓口に古いナンバープレートを返却して、新しいナンバープレートを購入します。
  • 工具を貸してもらえるので新しいナンバープレートを自分で取りつけます。
  • 取りつけた旨報告します。
  • 陸運局担当の方が、車検証や車体番号を確認、リアプレートに封印を施し、ナンバープレートの交換変更は終わりです。

軽自動車は申請場所などいくつか違う点が

軽自動車も流れは同じですが、申請場所が違います。

普通自動車のように陸運局ではなく、軽自動車検査協会で行うことになります。

また軽自動車は車庫証明が不要な地域があるので、その場合ナンバープレート変更の必要書類として、車庫証明書が必要ではなくなります。

そしてナンバープレートの封印がありません。

普通自動車と違い、車を持っていってナンバープレートを交換封印する必要がなく、自宅でナンバープレートを取り外し、交換していくことも可能です。

これは普通自動車のように「動産」と考えられていないので、手続きを簡略化しているという点で、違いがあるのです

ナンバープレート交付にかかる料金は?

ナンバープレートは新しいものを購入することになるので、費用がかかります。

これは一律ではなく、ナンバープレートの種類、また地域によって値段が変わってきます。

管轄の陸運局に、正確な料金を問い合わせてください。

下記はおよその料金となります。

白地に緑色のペイントで書いてある「ペイント式」が1,400円から1,900円程度です。

光るタイプの「字光式」は2,800円から3,200円になります。

引っ越しで車のナンバーを希望ナンバーに変えたい!手続きと費用は?

 

引っ越し先で車のナンバーを希望ナンバーにしたいという場合にはどうすればいいでしょうか。

まずネットで事前に申し込んでおく必要があります。

希望ナンバーには「一般番号」と「抽選番号」があります。

連番や特別な数字などは希望者が多いので「抽選番号」として、週一回の抽選になります。

一般番号は希望が多くないなど番号が空いていれば、その番号を取得することができます。

希望番号を取得するにはやや料金がかかり、ナンバープレートの種類で違いが出てきます。

普通タイプの「ペイント式」で3,100円から4,400円です。

「字光式」の場合には4,000円から4,700円と考えておいてください。

まとめ

 

引っ越しが県内や区内で同じナンバープレートを使える場合には、変更は必要ありません。

ただ県外や区外に移転することになると、法的には変更が義務付けられています。

罰金も科せられることになるので、必ず変更しておきましょう。

希望ナンバーを考えている方は、取得する方法もあります。

やや費用はかかりますが、好きなナンバーにこだわる方は、引っ越しても好きなナンバーが使えるように、ご自身で手続きをしてみられるのはいかがでしょうか。